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大須賀淳
2025.8.19 16:03その他ニュース

〝島田三郎〟論破まつり・その2

前回、架空のSNS「Y」向けに作った島田三郎の架空アカウント画像。

もちろんパロディですが、「国民のため」を標榜しながら90%の国民の思いに反して男系男子固執している議員がどっさりいる現実は、なんともホラーですよね。

 

さて、「まつり」を歌ったサブちゃんは北島三郎ですが、島田のサブちゃんは引き続き論破まつりして行きましょう!


推古天皇は、崇峻天皇が暗殺されたためにあくまでもピンチヒッターで即位したにすぎず、同時に聖徳太子が皇太子として立てられている。( ー`дー´)キリッ


そもそもなんですが、実力者(蘇我馬子)が先代の大王(崇峻天皇)を暗殺するなんていう驚天動地の事態の中で、「中継ぎをたてる」なんていう呑気な事しますかね。多くの者が納得する実力を備えた人物が即位しないと、政治体制そのものが崩壊してしまうでしょう。

 

もし「男を尊び、女を卑しむ」価値観が支配的だったら、そんな時に群臣達が女性である額田部(推古天皇)を強力に推す事はなかったでしょう。

 

また、聖徳太子(厩戸皇子)は、当時18歳。若くはあっても成年であり、(推古天皇によって)摂政に任命されるほど聡明な人物です。「男」への強烈なこだわりがあったなら、むしろ厩戸皇子を即位させる方が自然。少なくとも、49歳で亡くなるまでの間、ずっと「中継ぎ」であるはずの推古天皇の御世である事はないでしょう。

 

男尊女卑感情から女性天皇を排除したい人物にとっては、推古天皇という存在はあまりにも「都合が悪い」のでしょうね。焦って貶めようとすればするほど、「中継ぎ論」の綻びがどんどん多くなります。

 

そもそもこの明治10年代は、神功皇后のお札が流通していた時期なのに「女帝は中継ぎ論」とは…そりゃあ、嚶鳴社の討論会でも少数派になるよね。

 

このシリーズ、続きます!

 

大須賀淳

次回の開催予定

令和7年 12/13 SAT
14:00〜17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る LIVE in 横浜」

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